Diplomat誌のティエッツィが、3月13日付同誌ウェブサイトで、中国軍の近代化について、技術面での近代化よりも組織構造の近代化がより重要であり注目すべきである、と言っています。
すなわち、3月11日に、習近平は、全人代への人民解放軍の代表団との会合に出席した。これは、幅広い関心を引いている。
中国のメディアも西側のメディアも、習の発言のうち、同じテーマに焦点を当てている。新華社の英語版の記事は、「習は国益に関して妥協しないと約束し
た」との見出しを掲げた。ウォールストリート・ジャーナルも、習の発言につき、国益を護るという側面に焦点を当てた。二つの記事はともに、習の発言の
「我々は平和を望むが、我々は我々の正当な権利を維持する努力をあきらめず、いつ、いかなる状況においても、核心的利益について妥協しない」という部分を
大きく取り上げた。
しかし、こういう種類の発言は、驚くべきものではない。一つには、既に聞かされている内容である。中国が軍事予算の二桁増を維持することにした際にも
言っている。もう一つには、世界中の軍隊は、習が人民解放軍に命じたようにまさに、国家の権利と国益を守るために存在する。もちろん、南シナ海と東シナ海
で中国が他国と重なる領有権主張をしているので、中国の軍事的目標は厄介であり、習の発言のようなものを潜在的な脅しと受け取りたくなる。
しかし、習の演説を、南シナ海の紛争にどういう意味を持つかという狭いレンズで解釈すると、より広い意味を見落とす危険がある。習の発言の焦点は、中国
の国益を守る必要性にではなく、それを達成するためにどのように人民解放軍を改革するかにある。習は、国防および軍の新しい段階を打ち立てるために、改革
と創造の精神を用いることを求めた。
就任以来、習は、中国軍の近代化と強化を強調してきた。この目標のうち、技術的側面については多くが達成されている。しかし習は、中国軍を技術的側面だけでなく、軍の構造全体として近代化したがっている。
習は、3月11日の演説で、この課題のあらましについて、次のように語っている。「我々は、国防と軍の構造に制約を与えている、組織的障害、構造的矛盾、政治的問題を解決し、軍の組織の近代化を前進させなければならない」
習は現在、軍区間、軍種間での分断に悩まされている中国軍の組織再編について言っている。昨年の新しい国家安全委員会設立の発表は、軍と保安組織の統制
を再構築する第一歩であった。次の段階として、軍の新たな統合作戦指揮構造の発表があったが、これが正確には何を意味するか、詳細はまだ曖昧なままであ
る。いかなる改革においても、既得権者を抑え込むことは、大変な戦いである。
習がこれほど素早く、中国の軍を再構築する方向に動いたことは、特筆すべきことである。胡錦濤は、共産党総書記に就任してから中央軍事委員会主席になる
まで2年を要した。ゲーツ元国防長官を含め、多くの専門家によれば、胡は中国軍を完全に掌握していなかった。対照的に、習は、軍を直ちに掌握し、1年足ら
ずのうちに、軍の再編と近代化についての構想を発表し始めた。
習は、軍を反汚職キャンペーンのターゲットにもしているが、汚職で有罪となった軍人への懲罰は、文民の場合よりも遥かに遅れている。汚職との戦いを含
む、人民解放軍の組織構造を近代化する努力は、技術の近代化よりも困難であろう。習がどのように軍を再構築するかが、軍の意思決定のあり方と命令が遂行さ
れる速度に、長期間にわたる結果をもたらすであろう。
中国の軍事技術の近代化が重要であることは疑いないが、陸海空軍の協力強化から軍区への統制強化にいたる、軍自体の構造改革は、アジア太平洋の安全保障環境にもっと大きな影響を持ち得る、と論じています。タオバオ代行
2014年4月22日星期二
2014年4月16日星期三
巨人が変だ…4連敗
◇セ・リーグ 巨人4-8ヤクルト(2014年4月15日 静岡)
巨人・マシソンが完全におかしい。同点の8回に4失点で敗戦投手となった右腕は下を向いた。
「非常にフラストレーションがたまる試合。何をやってもうまくいかなかった。言い訳は嫌。すべて自分の責任」
同点の7回2死一、三塁のピンチで2番手で登板。この回は山田を二飛に仕留めたが、8回の先頭・上田にストレートの四球を与え、リズムが狂った。その後 も1安打1四球で1死満塁。畠山にも一球もストライクを取れず、決勝点となる押し出し四球を与えて降板。畠山への最後の1球は142キロしか出ていなかっ た。常時150キロ超えの右腕は完全に投球バランスを崩し、高めに抜ける球が目立った。
昨季は山口とともに最優秀中継ぎ投手に輝いたが、今季はこれで登板した8試合中、5試合で失点。防御率12・86と安定感を欠いている。一方の山口も今 月上旬にインフルエンザに感染し離脱するなど、万全とは言えない。マシソン、山口、西村の鉄壁ともいえる勝利の方程式でリーグ優勝を飾った昨季とは明らか に違う。
甲子園での阪神戦から始まった連敗が4に伸びた原監督は「少し自信をなくしている感じはあるかな。でも、まったく配置転換とかは考えていない。彼はいつ もファイティングポーズを取っているわけだから」と変わらぬ信頼を口にした。ただ、終盤の戦いに自信を持てなければ、接戦を勝ち抜けない。さらに、積極的 な投手交代による代打起用など、攻撃力にも影響を与える。
「自分のメカニックの修正ができなかったが、修正ポイントは分かっている。早く次の登板機会で名誉挽回したい」
マシソンは最後に気丈に話した。貯金はわずか1。本来の姿を早く取り戻さなければ、苦戦はさらに続いてしまう。
≪リリーフ陣防御率は5点台≫巨人は逆転負けで4連敗。チーム4連敗以上は昨年5月28日ソフトバンク戦から6月2日西武戦にかけて5連敗して以来にな る。この日はマシソンが打者6人に対し、8回畠山(ヤ)への押し出し四球を含む1安打3四球と大乱調。これで今季は8試合に登板し7回10失点(防御率 12.86)。昨年は63試合に投げ61回で8失点(防御率1.03)だから、早くも昨年の失点を上回った。巨人の先発と救援に分けた防御率を昨年と比べ ると
先発 救援
昨 年 3.52 2.57
今 季 3.03 5.31
今季の救援防御率は5点台。4連敗中は救援投手の失点が2、4、1、5と全試合あり踏ん張り切れない。タオバオ
巨人・マシソンが完全におかしい。同点の8回に4失点で敗戦投手となった右腕は下を向いた。
「非常にフラストレーションがたまる試合。何をやってもうまくいかなかった。言い訳は嫌。すべて自分の責任」
同点の7回2死一、三塁のピンチで2番手で登板。この回は山田を二飛に仕留めたが、8回の先頭・上田にストレートの四球を与え、リズムが狂った。その後 も1安打1四球で1死満塁。畠山にも一球もストライクを取れず、決勝点となる押し出し四球を与えて降板。畠山への最後の1球は142キロしか出ていなかっ た。常時150キロ超えの右腕は完全に投球バランスを崩し、高めに抜ける球が目立った。
昨季は山口とともに最優秀中継ぎ投手に輝いたが、今季はこれで登板した8試合中、5試合で失点。防御率12・86と安定感を欠いている。一方の山口も今 月上旬にインフルエンザに感染し離脱するなど、万全とは言えない。マシソン、山口、西村の鉄壁ともいえる勝利の方程式でリーグ優勝を飾った昨季とは明らか に違う。
甲子園での阪神戦から始まった連敗が4に伸びた原監督は「少し自信をなくしている感じはあるかな。でも、まったく配置転換とかは考えていない。彼はいつ もファイティングポーズを取っているわけだから」と変わらぬ信頼を口にした。ただ、終盤の戦いに自信を持てなければ、接戦を勝ち抜けない。さらに、積極的 な投手交代による代打起用など、攻撃力にも影響を与える。
「自分のメカニックの修正ができなかったが、修正ポイントは分かっている。早く次の登板機会で名誉挽回したい」
マシソンは最後に気丈に話した。貯金はわずか1。本来の姿を早く取り戻さなければ、苦戦はさらに続いてしまう。
≪リリーフ陣防御率は5点台≫巨人は逆転負けで4連敗。チーム4連敗以上は昨年5月28日ソフトバンク戦から6月2日西武戦にかけて5連敗して以来にな る。この日はマシソンが打者6人に対し、8回畠山(ヤ)への押し出し四球を含む1安打3四球と大乱調。これで今季は8試合に登板し7回10失点(防御率 12.86)。昨年は63試合に投げ61回で8失点(防御率1.03)だから、早くも昨年の失点を上回った。巨人の先発と救援に分けた防御率を昨年と比べ ると
先発 救援
昨 年 3.52 2.57
今 季 3.03 5.31
今季の救援防御率は5点台。4連敗中は救援投手の失点が2、4、1、5と全試合あり踏ん張り切れない。タオバオ
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