2014年8月4日星期一

危険ドラッグ所持で神奈川県内初

規制対象の指定薬物を含む粉末を所持したとして、薬事法違反(所持)容疑で逮捕された前県議の横山幸一容疑者(41)=横浜市鶴見区下末吉=について、横 浜地検が週明けにも同罪で略式起訴する方針を固めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。指定薬物を含む危険ドラッグ(脱法ドラッグ)の単純所持で の起訴は県内初となる。

 捜査関係者によると、横山容疑者は、今年春以降に川崎市内の危険ドラッグ店で商品を購入した際、サンプルとして粉末を受け取った。調べに対し、「注文し て買ったものは指定薬物を含まないと確認していた。もしかしたらサンプルが危ないのではと思った」などと供述しているという。

 横山容疑者は7月16日の逮捕時、「指定薬物が検出されたことについては、正直なところびっくりしています」と容疑を否認していたが、地検は供述などから「未必の故意」があったと判断したとみられる。

 横山容疑者は、6月26日に横浜市神奈川区青木町のマンション一室で指定薬物の通称「α-PHPP」を含む粉末を所持していたとして逮捕。逮捕前の6月30日に県議会議長に辞職願を提出し、7月8日の県議会本会議で許可された。タオバオ日本語